稲とは


イネ(稲)は、イネ科 イネ属の一年草。学名 Oryza sativa(アジアイネ・サティバ)。アジアをはじめ、ヨーロッパ、南北アメリカ大陸で栽培される作物。

イネにはこのほかに、西アフリカを中心に栽培されている O. glaberrima(アフリカイネ・グラベリマ)があるが、通常イネと言う場合は、 O. sativa を指す。

祖先はアジア・オセアニアに自生する O. rufipogon と推定されている。

これら栽培イネに対して、野生イネ(Oryza australiensis)がある。



収穫物(米)は、世界三大穀物の一つ。イネの栽培(稲作)が日本に伝わった経路について3つの説があるが、その時期は縄文時代だと考えられている。また、米を醗酵させ酒とする醸造法も、ほぼ同時に中国から伝来したものと考えられている。

イネは北海道北部を除く日本全土に広まり、現在、北は亜寒帯に属する北海道から、亜熱帯に属する沖縄まで広い地域で栽培されている。

稲
(稲)  


Posted by 青い夜  2006年01月05日00:01│Comments(0)用語説明